東日本大震災による電力の供給減を受け、資源エネルギー庁では「家庭の節電対策メニュー」を発表し、家庭のどの部分を節電すればよいかをアピールしています。その内容は具体的で、取り入れやすいものですが、その中でも、どれを実行すれば効果的に節電できるのでしょうか?
そこで、今回の住まいのレポートは、節約アドバイザーの矢野きくのさんに、賢い節電方法をお話していただきましょう。
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矢野きくのさんキャリアコンサルタント、家電PCメーカーでの勤務を経て、現在、節約アドバイザー・家事アドバイザーとして活動中。暮らしの効率化、家庭の省エネなどを専門に、テレビ、雑誌、講演などで活躍。大手企業サイトなどでも暮らしのコラム、節約レシピなど多数の連載をもつ。新刊は「節電女子の野菜レシピ」(アスコム) |
Question1アイテム別節電方法はズバリ何でしょう? |
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家庭で電気を使っている場所のベスト3はエアコン、冷蔵庫、テレビもしくは照明です。これらの効果的な節電方法を、アイテム別に紹介して行きましょう。
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Question2快適に節電できるポイントは? |
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エアコンと冷蔵庫、テレビや照明など、電力をたくさん消費する機器トップ3以外で、意外と快適に節電できるポイントがあります。それは、電気を使う時間帯を考えること。電力会社がアピールしている節電には節電してほしい時間帯があります。それは、電力需要が増える時間帯です。そこで、24時間、まんべんなく節電するのではなく、この電力需要が増える時間帯だけ節電を頑張って、後は無理のない程度に節電して過すのが、快適に過ごすための賢い節電術だと思います。 具体的な時間帯としては、午前9時から午後8時まで。さらに、その中でも午前12時から午後2時までの、最も電力が使われているピーク時はしっかり節電しましょう。この時間帯に、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明のトップ4に加えて、洗濯乾燥機、食器洗浄乾燥機、アイロン、掃除機のプラス4アイテムの使用は避けましょう。加えて、炊飯器と電子レンジを使うのを避けると、さらに効果的です。これは掃除や洗濯を、可能な限り早朝か夜にずらせば可能だと思いますが、深夜など、近所迷惑になるような時間までずらすことは避けてください。掃除や洗濯は、なるべく午前中の早い時間か午後4時以降から深夜にならないうちに行うようにしましょう。 |
Question3待機電力の節電はどう考える? |
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また、「ブレーカーを落とす」のも良い方法です。現在のブレーカーは、系統別につけたり落としたりできます。そこで、冷蔵庫など落としては困るものを除いて、後は全てブレーカーを落としてしまうと、待機電力は使わないので効果的な節電が可能になります。この方法は、旅行など長期留守にする場合に効果的ですが、ブレーカーを落とすことが面倒でないようなら、落としてはいけないブレーカーを事前にチェックして、出かける時は必ず不必要なブレーカーを落としておきましょう。 |
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まとめ 今回の取材時、特に印象的だったのが、「マスコミで喧伝されている節電法を鵜呑みにしないで、自分に合った電気の使い方が大切」という矢野さんの言葉でした。電気を節約するには、まず自分がどれだけの電気を使っているかを知り、そして、どのように使った時により多くの電気を消費してしまうかを把握することが大切だと実感しました。今回ご紹介した内容は、一見「誰でも知っている節電方法」に思えるかもしれませんが、なかなか実践できていないものだと思います。例年よりも節電が求められている今夏、このページが皆さんの節電対策の一助になれば幸いです。 |



















エアコンの節電方法
冷蔵庫の節電方法
テレビ・照明の節電方法
ひとつひとつはどれも小さくても、集めるとある程度のボリュームになるのが待機電力です。ただ、待機電力のなかには、タイマーがついている機器などのように、カットできないものがあります。また、待機電力のある機器は多岐にわたっているので、それら全部をひとつひとつ対策することは大変です。細かなものに意識を奪われて、大きな節電ポイントを見逃すことにもなりかねないので、待機電力に意識を捕らわれ過ぎてしまうのは賛成できません。例えば、何週間も使わないものは、コンセントを抜いておくと言った程度でいいと思います。





